スセリの日記3

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天外魔境II 卍MARU

発売日:1992年3月26日
価格:7,800円(税抜)
HCD1022
 
 

製作/総指揮
 工藤 裕司

 

原作
 P.H.チャダ

 

企画/監修
 広井 王子

 

総監督
 桝田 省治

 

演出
 岩崎 啓真

 


声の出演
 戦国 卍丸    伊倉 一寿
 カブキ団十郎   山口 勝平
 極楽 太郎    赤星 昇一郎
 絹        井上 あずみ
 ホテイ丸     青野 武
 花火       木下 千鶴子
 まつり      高山 みなみ
 みこし      柿沢 美貴
 弁天       小山 茉美
 足下五兄弟    矢尾 一樹
 おミル      白石 冬美
 死神将軍     銀河 万丈
 菊五郎      千葉 繁
 はまぐり姫    藩 恵子
 名無しの十八番  羽室 満
 マダム・バーバラ 藤田 淑子
 デューク・ペペ  八奈見 乗児
 地獄釜の肉助   内海 賢二
 右のガーニン   矢尾 一樹
 吹雪御前     山田 栄子
 剛天明王     内海 賢二
 マントー2    千葉 繁
 ベーロン     内海 賢二
 デロレン     宮内 幸平
 デーロン     永井 一郎
 ヨミ       池田 秀一
 マリ       池田 昌子
 創造神      岸田 今日子
 


シナリオユニット
 脚本/構成
  桝田 省治
 翻案
  あだち ひろし

 脚本アシスト
  井沢 寛
  下田 淳
  林 ゆきと
  山田 真木
  安藤 誠

 

 

プログラムユニット
 ビジュアル
   岩崎 啓真
 システム
   長谷川 浩
 バトル
   藪 芳昭
   蝦名 寿昌

 

シナリオプログラム
 武田 浩
 室井 孝子
 中川 拓志
 安部 利也
 小西 康雅
 山本 耕司
 杉本 悟
 芳賀 孝宏

 


サウンドユニット
 音楽監督
  久石 譲
 音楽
  福田 裕彦
 音楽監修
  中神 紀之
 PSGオペレート
  小原 肇
 音響監督
  滝本 利昭
 サウンド編集
  井上 雅明

 

効果音作成
 成田 修
 星 恵太
 佐藤 昭洋
 谷藤 真紀子

DPC
 神保 大介

効果音選択
 梶野 竜太郎

 


ビジュアルユニット
 作画監督
  辻野 寅次郎
 チーフ
  松田 泰一
 美術設定
  鷲田 敏弥
 メカデザイン
  石田 泰志

 

キャラクタワーク
 明貴 美加
 僕 久保
 小高 伊都可
 大橋 裕之

 

原画
 石倉 敬一
 大河原 晴男
 竹内 敦志
 下坂 英男
 青木 康浩
 吉川 博明
 石浜 真史

 

ドットデザイン
 東 明彦
 小林 浩
 遠藤 勝
 寺尾 光夫
 坪井 慶美
 月田 文女
 佐藤 稔典
 北郷 美奈子
 原 康子
 松野 利伊子
 塩坂 富子
 古屋 哲
 岩佐 浩徳
 緒方 公平
 大河原 一樹
 河野 祐子
 関口 暁信
 藤本 佳代
 武田 真理
 日高 真一
 大竹 浩史

 

コンテ/作画進行
 浦上 進

 

背景美術
 アトリエ・ラスコー

 


マップ/キャラクタユニット
 監督
  天城 秀行
 チーフ
  久保 久

 

マップ/キャラクタデザイン
 桑原 元司
 岡田 寿夫
 鈴木 宏昭
 小林 功一郎
 安部 政晴
 林田 淳
 岡本 篤仁
 古田 康芳
 本間 弘士
 打保 恵次
 関 和義
 今野 幸治
 大浦 孝浩
 佐藤 善美
 山口 もと
 佐藤 裕
 伊藤 真希
 佐々木 みか
 高岡 史江
 向井 由美
 佐藤 太亮
 土江 達也
 興膳 有基徳
 関島 俊文
 蟹江 則宏
 伊藤 丈夫
 丸山 浩平
 小林 美鈴
 三上 由起子
 金 佳代子
 百田 亮海
 西川 勝久
 佐々木 伸

 

進行
 松浦 浩司

 

 

プロジェクト進行
 監督
  飛田 雅宏
 チーフ
  荒井 弘ニ
 サブ
  長山 豊
 進行
  梶野 竜太郎
  小林 正樹
  広井 栄二
 プロデューサー
  清水 始
 スーパーバイザー
  中本 伸一

 

デバッグ
 若林 哲也
 藤井 康博
 太田 宏之
 高山 奈美
 小林 勲
 印南 好司

 

SPECIAL THANKS
 小山 俊典
 藤原 茂樹
 安田 圭吾
 岡本 敏郎
 浦 敏治
 秋元 明子
 高橋 利幸
 大草 康之
 稲本 義彦
 さくま あきら

 

 

アイディア一般公募
 平畠 昌樹
 知念 直也
 和田 由紀子
 戸ヶ崎 睦
 黒坂 栄一
 菊池 俊英
 松崎 正明
 坂本 直人
 片岡 啓介
 志村 敬子
 宮林 勇
 脇坂 東洋
 中島 寛明
 唐木 剛
 澤田 敏徳
 林 賢信
 深井 勇
 大成 麻友
 太田 和利
 小倉 奈々
 山川 竜史
 鹿倉 徹
 一岩 正広
 町田 雅仁
 安達 淳
 野崎 光俊
 阪藤 富士雄
 蜷川 充
 今井 敦史
 佐々木 忠則
 安井 学
 山本 浩史
 浅賀 一禎
 外瀬 竜彦

 

 

協力
 ㈱I&S
 ㈱青二プロダクション
 アトリエ・ラスコー
 ㈲アプリコットプロモーション
 ㈱アルファ・システム
 ㈱ウインズ
 ㈲エイティワンプロデュース
 ㈱円企画
 ㈱角川メディアオフィス
 カメレオンハウス
 劇団21世紀FOX
 賢プロダクション
 ㈱サム・コーポレーション
 ㈱スタジオぬえ
 ㈱スタジオBC
 スタジオライブ
 ㈱スラップショット
 ㈲スワラ・プロダクション
 ㈲電気未来社
 ㈲ドリームコーポレーション
 俳協
 ㈱100パーセント
 ㈱ぷろだくしょんバオバブ
 ㈱マイルストーン
 ㈱ミュウテック
 ㈱RED COMPANY
 ㈱ワンダーシティ
         (五十音順)

 


録音スタジオ
 ワンダーステーション
 にっかつスタジオセンター
 スタジオSAM

 

制作・著作
 HUDSON SOFT
 RED

 

 

 

PCエンジンのゲームというと、真っ先に『天外魔境Ⅱ 卍MARU』を思い浮かべる人は多い。
ゲームシステム、音楽、シナリオ、グラフィック、どれをとっても非の打ち所がない、PCエンジンのゲームをやるなら、絶対遊んでおきたいゲーム。とにかくプレイすべし!!ただしプレイするなら、オリジナルのPCエンジンSUPER CD-ROM²版かそれを忠実に移植したPCエンジンmini収録版を強くおすすめする。
 
ただこれがPCエンジンゲームの最高峰となりえたのは、タイミングやそのときの勢いや現場の力が上手く結集したからであって、天外Ⅱの次回作として期待されたⅢは発表はされたものの諸々の事情でお蔵入りとなって幻のゲームになってしまった。
一時期はFFやDQと並ぶ大作RPGとまで言われたが、PCエンジンの終焉と共にやがてシリーズの知名度は落ちていった。もちろんその後も天外シリーズは様々な機種で発売されて決して鳴かず飛ばずではなかったが。
 
 
天外Ⅱの他機種版は廉価版も含めるとリメイク移植含めて色々発売されていたが、当時の勢いを取り戻せず、入手困難ということもありどれもプレミア価格がついている。
 

ゲームキューブ版 天外魔境Ⅱ MANJI MARU』(2003年9月25日発売)
PlayStation2版 天外魔境Ⅱ MANJI MARU』(2003年10月2日発売)
PlayStation2版 天外魔境Ⅱ MANJI MARU PlayStation 2 the Best』(2004年9月16日発売)
ニンテンドーDS版 天外魔境Ⅱ MANJI MARU』(2006年3月9日発売)
ニンテンドーDS版 天外魔境Ⅱ MANJI MARU HUDSON THE BEST』(2007年3月15日発売)
PlayStation Portable版 PC Engine Best Collection 天外魔境コレクション』(2008年7月31発売)
『ダウンロード(PCエンジンアーカイブス)版 天外魔境Ⅱ MANJI MARU』(2011年3月16日配信)
PCエンジンmini(プリインストール版)』(2020年3月19日発売)

 

ニンテンドーキューブ版とPlayStation2版は機種に合わせて3Dポリゴン化やビジュアルシーンのムービー化がされたものの、そのご時世では特に目新しいものでもなく、システム面も改悪されて評価は散々という結果に終わった。

 
2020年3月19日発売の『PCエンジン mini』に天外Ⅱが収録されて、これは最もオリジナル版に近い移植で評判も上々。これがきっかけで再び天外ジャンルに戻ったファンもいた。
 
2021年2月11日には天外ⅠとⅡのつなぎ話となる小説版『天外魔境I・II架話 髑髏譚 -SKULL TALE-』が発売。これに合わせて原作者あだちひろし氏と絵師辻野芳輝氏が小説版の解説を行う動画チャンネルもスタート。新作グッズも発売されたり、いろいろ公式の動きはあったが、当時の勢いを取り戻すことはかなわず。期待の小説版も続きが刊行される気配はない。
 
 
この天外Ⅱのキャラクターが登場するゲームも色々作られた。
天外魔境 風雲カブキ伝』(1993年7月10日発売)
天外魔境 電々の伝』(1994年発売配布)
『カブキ一刀涼談』(1995年2月24日発売)
天外魔境 電脳絡繰格闘伝』(1995年7月28日発売)
天外魔境 真伝 アーケード版』(1995年6月20日稼働)
天外魔境 真伝 ネオジオ版』(1995年7月28日発売)
天外魔境 真伝 ネオジオCD版』(1995年12月8日発売)
『モバイル天外魔境』(2004年4月5日配信)
天外魔境JIPANG7』(2011年2月7日配信)
天外魔境 for GREE』(2011年7月6日配信)
これだけあるのは、それだけ天外Ⅱというゲームが優れた名作で魅力的なキャラクター満載だったという証明である。

 

今となっては長い月日と共に埋もれてしまった過去の名作。移植、リメイク、派生作品、どれもオリジナル版と比較すると評価は芳しくないが、コレクションとして全作まとめたソフトを発売してくれないかと思うファンは多い。

 

繰り返しになるが、今からプレイするならオリジナルのPCエンジンSUPER CD-ROM²版か、PCエンジンmini収録版がおすすめである。

 

tengai-okuni.hateblo.jp