1⃣北座・前・楽屋
2⃣北座・場内・劇中歌
3⃣Vol.2 大陸横断鉄道騒動記
4⃣劇中歌「わが名はカブキ団十郎」
歌:山口勝平
作詞:金巻兼一
作、編曲:田中公平
5⃣劇中歌「わが名はカブキ団十郎」(カラオケ)
音楽:田中公平
脚本:あかほりさとる
野呂昌史
エグゼクティブプロデューサー:石原幸男(NECアベニュー)、工藤裕司(ハドソン)
スーパーバイザー:広井王子
プロデューサー:冨岡信夫(NECアベニュー)、三井啓介(ハドソン)
ディレクター:柴田敏晴(ユニットファイブ)
マスターワーク:渡辺淳(スタジオ現)
ミュージックスーパーバイザー:斉藤裕二(イマジン)
イラスト:辻野寅次郎(レッドカンパニー)
デザイン:レッドカンパニー、Kuwa Design
スペシャルサンクス:和気正則、荒井弘二、山田真木
トータルコーディネイト:レッドカンパニー
NACL 1148
¥2,800(税込)/税抜価格¥2,718
『天外魔境風雲カブキ伝』のドラマCD。
カブキ伝の後、京都北座でカブキ団十郎主演による最新カブキ「ロンドン風雲冒険録 オレ様は天井天下唯我独尊」が初上演される。かつての仲間たちも集まり、さらにはロンドンから来たレイナ姫とジョーンズ博士も見守る中、騒動が起きて、その最中レイナ姫がさらわれてしまい、カブキは再び戦いの渦中に巻き込まれていく。
ドラマの脚本はあかほりさとる氏。ただ、あかほり氏は下品系ギャグやアニメネタを多用する独特のノリが特徴のシナリオライターのため、あかほり氏脚本のドラマは天外ファンには不評で『天外ファン全部がアニメファンじゃない』『(あかほり氏に対して)二度と天外に関わるな』とまで言われる散々な評価だった。
ジャケットに阿国がいるがヒロインの阿国は未登場といういわゆる表紙詐欺でもある。多分中の人が出られなくて(当然だが)、阿国の声は牧瀬里穂さんしかいない!とこだわった結果、レイナ姫がヒロインとして抜擢されたとみた。
阿国ファンとしては不満だったが、このノリだとキャラ崩壊させられたかもしれないので出なくて正解だったと思う。
レイナ姫がカブキ恋しさのあまりジパングに来るというのも、あまりにも無責任でむちゃくちゃでどうかと思う。しかもレイナ姫のイラストはカブキ伝のドレス姿のまま。ヒロインとして抜擢したなら、せめてこのドラマ用に新規衣装をデザインした方がよかったと思う。
ドラマ以外に劇中歌として流れたカブキのイメージソングも収録。カラオケも収録してるところはよかった。
当初は4部作予定だったが不評で結局Vol.2までしか発売されず。あかほり氏のノリは天外ワールドには合ってないのはファンの反応が物語っている。広井王子氏が脚本を担当すればだいぶ違っていたんだろうと聴き直して残念に思うドラマである。