スセリの日記3

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天外魔境ZERO

発売日:1995年12月22日
対応機種:スーパーファミコン
SHVC-P-AZRJ(JPN)
定価:9,980円

 

 

制作・総指揮
 工藤 裕司

原作
 P・H・チャダ

企画・監修
 広井 王子

監督
 竹部 隆司

演出
 中田 伸一
 (Dチーム)

絵師
 辻野 寅次郎

美術監督
 久保 久

脚本
 荒井 弘二

バトル企画
 内田 努
 (Dチーム)

サブイベント企画
 鶴岡 典子

音楽
 笹川 敏幸

挿入曲 作曲
 田中 公平
 (天神 水貴のテーマ)

 


<プログラムユニット>
メイン
 青山 光

アシスト
 増田 竜一

ユーザーインターフェース
 飛田 雅宏

バトル
 木村和之
 石丸 博史

ロボバトル
 芳賀 孝宏

シナリオ
 宮内 崇
 外山 裕樹
 嶋田 章生
 鈴木 宏知
 西野 公博
 土田 大

プログラム進行
 菊池 賢次

 


<グラフィックユニット>
国マップ
 関口 暁信
 山口 もと
 福岡 三希子

ダンジョン
 岡田 寿夫

 小倉 英之
 越後 正一
 稲場 将栄
 小林 雅樹
 上嶋 利英
 山下 直樹

家マップ
 東 明彦

 藤本 佳代
 小林 美鈴
 田畑 有香子

町マップ
 長山 真希
 後藤 幸徳
 向井 由美
 三谷 一弘

バトル
 藤井 康博

 山口 英樹
 相馬 英樹
 錦木 千晶
 土江 達也

 大谷 達也
 本間 寧
 中村 伸一
 渡辺 真登香
 西浦 悦史
 沼田 剛幸
 和島 広治
 山口 美佳

スプライト
 岡本 敏郎

 めこらい 岩田
 多田 知美
 木本 浩之
 岡田 由紀子

システム
 山本 次行

原画
 水谷 謙之介
 柳沢 美佐
 佐々木 桃子

 東京ムービー新社

題字
 禅

制作進行
 伊井 人
 家入 赤福

 


<サウンドユニット>
音楽技術監督
 佐藤 昭洋

ミュージックデザイン
 星 恵太
 古屋 拓道
 山本 裕直
 嶋倉 一朗

エフェクトデザイン
 成田 修
 澤口 和彦
 坂東 章平

システムプログラム
 高橋 克昇
 岩渕 貴幸
 岡 秀樹

進行
 井上 雅明

カラオケ曲 作曲
 田中 あや

技術指導
 滝本利昭

 


<テクニカルサポート>
プログラム
 野沢 勝広
 桶谷 吉韻
 若林 哲也

シナリオツール
 熊谷 剛士
 對馬 康司
 佐橋 秀樹
 阿知良 剛
 伊藤 雄一

開発環境
 日野 清治
 田坂 拓哉
 松下 和裕

 小林 敬樹

大容量システム
 武岡 幸夫
 後藤 秀陸
 中嶋 知彦
 藤戸 文博
 斉藤 智之
 長沢 昌彦
 増田 一哉

デザインツール
 川口 佳之
 米川 正樹
 熊岡 忍


<広報ユニット>
広報プロデュース
 高田 秀雄

広報
 松永 智史
 梶野 竜太郎
 土井 信一
 三谷 晴基

SP
 福井美行

 


<制作ユニット>
進行
 高橋 抄太

プロデューサー
 木本 旬
 安井 一徳
 三井 啓介
 小林 正樹

 


<協力>
 有限会社 アドス
 株式会社 イマジン
 東京ムービー新社
    (五十音順)

 


<スペシャル サンクス>
 松田 篁
 三富 あけみ
 山田 真木

 奥野 仁
 三上 哲
 野中 和彦
 長山 豊
 安部 利也
 滝山 仁
 藤田 輝幸
 及川 英紀
 三上 由紀子
 石川 雅子
 中山 充
 由桐 亜紀


夢まつり95
ハドソン一座のみなさん

 


<出 演>
 ヒガン(火眼)
 スバル(昴)
 テンジン(天神)
 みずき(水貴)
 ヒスイ(翡翠)

 ゲンコツ
 ビンタ

 絶対レイド
 地獄の赤丸
 青丸
 黄丸
 サラ(砂羅)
 ジュリ(樹里)
 キンギン(金銀)

 狂獄の怒鬼

 コクビャク

 ガエン
 スイマ
 ムゲン

 神獣 火熊
 神獣 孔雀
 神獣 鶴
 神獣 亀
 神獣 犬神
 神獣 竜

 炭仙人
 風の仙人
 妖水仙
 みるぞう仙人
 カミナリ仙人
 ゼンラ仙人
 平気仙人
 水の仙人
 妖雷仙人
 石仏仙人
 盛盛仙人
 ビナン仙人
 カレン仙人
 がんこ仙人
 百人力仙人
 マージョ仙人
 ばくれつ仙人
 イカヅチ仙人
 ブタ仙人
 はやと仙人
 いま仙人
 バッチ仙人
 貧乏仙人
 神風仙人
 とるぞ仙人
 非力仙人
 てるてる仙人
 爆睡仙人
 千人仙人
 バサラ仙人
 一発仙人
 炎の仙人
 しっぷう仙人
 高天原仙人

 闇の剣士 シラヌイ

 ジさま(ビャクエン)

 ミツコ姫
 
 アミ

 まい
 ちとせ

 親切おミネ
 
 バクザン
 大工のゲン
 お宝ハンター万吉
 すごい武具屋 六助
 ネズミおやじ

 マントー
 
 アグニ

 ニニギ

 


制作・著作
 ハドソン ソフト
 レッドカンパニー

 

 


1995年12月22日に発売されたスーパーファミコン天外魔境。火の一族の末裔の少年・火眼(ヒガン)が、永遠の火の啓示を受け、地獄の軍団を倒すための旅立ちと戦いが描かれる。

 

企画・監修は広井王子氏、監督は竹部隆司氏、脚本は荒井弘二氏、絵師(キャラクターデザイン)は辻野寅次郎氏、美術監督は久保久氏、音楽(挿入曲「天神・水貴のテーマ」)は田中公平氏と、『天外魔境 風雲カブキ伝』を手掛けたスタッフが数多く参加している。

『ゼロ』というタイトルのとおり、広井王子氏は取扱説明書のスタッフ紹介のコメントにて『『天外魔境ZERO』は、まさに名のとおり、今までの天外シリーズとは別ものと考えてください。』とコメントしている。

 

スーパーファミコンという機種ゆえに、天外シリーズ特徴のアニメやボイスはないが、それでもこれがスーファミの天外だと言わしめる名作ゲームで、アニメやボイスがなくても楽しめることが証明されている。

 

本作の特徴として、『パーソナルライブゲームシステム(略してPLGシステム)』という新システムが搭載されている。
これはカセットに時計が内蔵されていて、ゲームの中で現実と同じ時間が流れている、この時間はスーパーファミコンの電源を切っても流れ続けている、というリアル時間と連動したシステムであり、これを活用したイベントが多数用意されている。

しかし、このシステムがネックで内蔵電池の消耗が激しく、中古で買っても電池切れでバックアップできない電池切れでセーブできないという等の弊害が生じている。

天外魔境シリーズでも評価が高く、根強いファンも持つ一方で、システム仕様のために中古で買っても遊べない事態が起きているのは大変残念である。
PCエンジンminiのように収録移植されればいいのだが、ライバルゲームが多い中やはり難しく、ラインナップにあげられるほどの知名度は今はなく、現状では電池交換した中古品を買って遊ぶしかできない状態である。

 

二次創作の賑わいはジャンルの人気を表すバロメーターだが、この天外魔境ZEROは現在もゲームの情報やプレイした思い出をツイートしたり、ファンアートを描く熱心なファンも多い。発売日や記念日にはゲーム画像を添えてツイートしたり、普段は別ジャンルで活動しているが発売日には作品を投稿してお祝いする作家もいるなど、熱心なファンが大勢いる。発売から十数年過ぎた現在も忘れずにいるファン、熱心に応援するファンが存在するのは作品として幸せなことである。

だがあまりにも作品やキャラへの愛や主張が強すぎて、結果的に迷惑行為となったり、ファン同士の対立を招くこともあり、それに嫌気がさして離れたりしたファンもいたりと負の面も持つ。逆に言えばそれだけ大勢のファンを魅了し惹きつけた名作であるといえるだろう。

 

tengai-okuni.hateblo.jp