スセリの日記3

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ハルカ 天空の邪馬台国

【目次】

プロローグ

第一章 出立

第二章 初陣

第三章 記録

第四章 再会

第五章 焦心

第六章 修羅

第七章 逆襲

第八章 魔鏡

第九章 前夜

第十章 花椿

第十一章 決戦

第十二章 哀別

エピローグ

後書き

 

 

著者 桝田省治(ますだ しょうじ)

 

発行人 浜村弘一

編集人 森好正

編集 ホビー書籍部

担当 久保雄一郎

デザイン コードデザインスタジオ

写植・製版 株式会社 オノ・エーワン

発行所 株式会社 エンターブレイン

印刷 共同印刷株式会社

 

ISBN978-4-7577-3412-8

C0093 ¥1800E

定価 本体1800円+税

エンターブレイン

 

 

 

桝田省治氏のジャパネスク・ファンタジー冒険小説。表紙裏表紙含めて全538ページというとにかく豪華でボリュームある小説。

某大作RPGの原型となった物語で、今作のベースとなっているのはそのシナリオプロットの前半部分であり、後半部分は『ハルカ 炎天の邪馬台国』で描かれている。

天外ファン(特にFX版天外Ⅲのファン)にとっては、まさに嬉しいサプライズともいえる作品であり、失われて二度とふれることができなかった作品の雰囲気を小説と言う形で提供してくれたのは感極まる。もちろん厳密には別作品なのだが、こうした形で見れるのはとてもありがたくうれしいことである。

 

「ボーイミーツガール」から始まった主人公・張政(読みはちょうせいで本名は張政美(はりまさみ))と邪馬台国の巫女・ハルカの冒険譚。

挿絵もなくあるとしたら各章の表紙に出てくるイラストくらいで、難しい単語や地名が多数出てきたり緻密な設定でありながら、とても読みやすい。これは桝田氏の文才によるものだろう。人によっては違うかもしれないが、管理人は内容の分厚さに抵抗を感じることなく読んでいくうちにすんなり引き込まれていた。

読んでみて、やはりゲームという形だとどういったふうになっているのか、ゲーム媒体でも遊んでみたい、天外Ⅱも桝田氏によって当時ノベライズ化されていたら、天外Ⅲがプレビューみたいな形でゲーム発売に先んじてノベライズ化されていたら…とか色々思った。

 

現在は電子書籍で販売されているが、当然ながら本媒体は絶版で現在は電子書籍版のみ販売されている。知ってはいるけど未読、興味はあるけど…な方はぜひ読んでみていただきたい。

 

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ハルカ 天空の邪馬台国 Kindle版

 

 

中古本をあえて買うなら帯付きを買うことをおすすめする。帯に記載のコメントに天外ファン(特にFX版天外Ⅲファン)は胸が熱くなるだろう。

 

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www.kadokawa.co.jp

 

tengai-okuni.hateblo.jp

 

 

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